ルックバック

今日はコンビニが騒がしい。

ワンピース、アオアシの新刊と共に普通の単行本の半分ほどのサイズで「ルックバック」という漫画がおいてあるので買ってみる。そういえば先日rebuild.fmでかんさいさんがベタ褒めしていたような気がすると思いながら読むともう心が締め付けられる。

ひたすらに書く、その背中が物語る没頭に圧倒される。どんな漫画って聞かれたら、背中で語る漫画って答えそう。

悔しさをバネに漫画家になる夢を追いかけ始めるも、引きこもりの同級生が書いた絵との実力差をまざまざと突きつけられる。もう辞めようと思った後に、その同級生が自分の漫画を絶賛してくれていることを知り、プロを目指す。

漫画つながりでアイアムアヒーローの最終シーンを思い出す。社会や編集者からも認められなかった漫画の一番の理解者が、同じ漫画家だった時の喜びってどんなものなんだろう。

作者自身で似たような経験があったのだろうか。形は違えど漫画家という世界に引き込んでくれた友達がいたんだと。漫画家になる人の中にも、単純に描くのが好きというだけじゃなくて、心から楽しんでくれる友達から始まってる。読者の皆さんには〜って言ってる人、実は読者のみんなの前に、届けたい友達がいるのかもしれない。

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